「はいってルンバ」は、一般に市販されている人に反応して照明がついたり消えたりする赤外線センサーを応用して構成されています。今までの赤外線センサーは、人の発する熱源の動きを検知していました。しかし、人が静止した場合(つまり熱源の静止)は検知出来ないので、照明は消えてしまいます。そのため人は照明を消さないように体を動かすなどの行為をしなければなりませんでした。上記の改善すべき点を克服し、人が静止しても照明が消えない仕組みを開発。人が個室エリアに入ったら即点灯、入室中に静止しても消えず、エリアから出たら即消灯を実現しました。(個室の場合のみ)はいってルンバは、その仕組みを使い、外部の人に知らせることを目的として開発した装置です。
「はいってルンバ」は、在籍タイムを計り、設定時間が過ぎてもドアが開かない場合、外部に異常信号として伝えることが出来ます。脳梗塞などの発作の場合、ひもやボタンを自力で操作することは難しく、外部に発見してもらうことが難しい。その点でも優れた補助機能果たすことができます。
※人命救助目的の機器ではありません。
※トイレ利用者が、トイレに長居したことを知られたくない場合、延長ボタンで報知を延長することも出来ます。
「はいってルンバ」は、外部へ表示させるだけではなく、他の機器を併用することにより、
電話、メール、ナースコール、なども可能です。
通常の個室利用状況おしらせ装置と違い、センサーとドアスイッチのみの極めてシンプルな構成です。
はいってルンバ説明動画
【日経CNBC】時代のニューウェーブはいってルンバ放映動画
人体検出センサーの弱点を克服。外気と内気が混ざり合う状況の多いトイレ、熱源の動きを検出するセンサーにとってこれほど誤動作を起こす確率が高い場所はありません。しかし、改良を加えプログラム制御することにより、より人のみを検知する精度が向上しました。その結果、従来の様に『人が個室から出ても一定時間点灯している』などの現象は(ドアの開閉信号又は光電スイッチが動作することにより)起きにくく、同時に『人の検知以外での誤動作点灯』(小動物や外気と内気の対流による急激な温度変化)もより起きにくくなりました。